Wine List
"Sommelier" #03


ソムリエ 巻別 ワインリスト


vintage.23 水平テイスティング

城の日本行きをレストラン・モンソーのオーナーシェフに告げる木崎。
実は城が日本を拒んだ理由は父親との不仲に理由が会ったことを木崎が話す。
最後の日、オーナーシェフから呼ばれた城は、スタッフ全員からの出資で4本のワインのヴィンテージ当てのテイスティングをさせられる。
そのヴィンテージとは、1968年、城のバース・ヴィンテージだった。
オーナーシェフから「ワインだって年数が経てば変わる、いつか父親がいて良かったと思える日が来る」と諭され、城は日本へ旅立つ。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
シャトー・ラフィット・ロートシルト 1968 - ボルドー 佐竹城との別れにレストラン・モンソーのオーナーシェフが用意したワイン 楽天
グラン・エシェゾー 1968 D.R.C ブルゴーニュ 同上 楽天
エルミタージュ・ラ・シャペル 1968 ポール・ジャブレ コート・デュ・ローヌ 同上 楽天
ル・モンラッシェ 1968 コント・ラフォン ブルゴーニュ 同上 楽天
vintage.24 招かれざる客

レストラン・ラメールに赴任する城だが、受け入れ側は好意的では無かった。
早速ワインリストを見せられ、城はグラスワインのメニューで自分の案を提示する。
しかし、ワインの味わいは変わらない上に、ニューワールドのワインはレストランのイメージには合わないと却下される。
翌日、城の選んだワインは香りを放ち続けている事に気が付いたスタッフらは、城の実力を感じ始める。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
プィィ・フュメ・シレックス 1993 ディディエ・ダグノー ロワール レストラン・ラメールが開店前に用意したバイザグラス用ワイン 楽天
シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ クロ・デ・ゾスピス 1993 ドメーヌ・クリスチャン・モロー ブルゴーニュ 同上 楽天
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラ・マレシャル 1990 ドメーヌ・ジョセフ・フェヴレ ブルゴーニュ 同上 楽天
カリュアド・ラフィット 1989 - ボルドー 同上 楽天
ソーヴィニヨン・ブラン 1995 クラウディ・ベイ    佐竹城がラメール用に提案したバイザグラス用ワイン 楽天
シャルドネ 1994 ベリンジャー カリフォルニア 同上 楽天
レイク ピノ・ノワール - スターリング・ワイナリー  カリフォルニア 同上 楽天
カベルネ・ソーヴィニヨン 1992 ケープ・マンテル   同上 楽天
vintage.25 コミソムリエ

あらすじ出勤時に更衣室で城と出会ったコミソムリエの水谷。
寝癖頭の城は、水谷の整えられた髪を指し「こいつはダメだぞ!」と注意した。
歓迎会でグラスワインのブラインドテイスティング勝負を城に申し出る水谷。
出されたワインに触れることもなく、城は全ての銘柄を当てるが、実は壁に掲げられたボードに全て書かれていたのだった。
レストラン・ラメールのオープニングレセプションで、水谷が進めたラトゥールの90年を不味いという破天荒な彫刻家に、城は7年前のボージョレ・ヌーボーを勧める。
テイスティングした水谷はその品質に驚き、彫刻家もそのワインを絶賛する。
城の実力を認めた水谷は、ヘアスタイルの何処がダメか尋ねる。
整髪料に含まれた柑橘系の香りがワインに影響を与えることを城から指摘され、その思慮の深さに驚くのだった。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
シャルドネ 1994 シャトー・セント・ジーン カリフォルニア 佐竹城の歓迎会2次会で行ったワインバーのグラスワイン 楽天
シャトー・ラ・ルーヴィエール 1994 - ボルドー 同上 楽天
キアンティ・クラッシコ 1992 バンフィ   同上 楽天
シャトー・パプ・クレマン 1993 - ボルドー 同上 楽天
カベルネ・ソーヴィニヨン - ペンフォールド   佐竹城がワインバーのグラスワインの銘柄間違いを指摘 楽天
ムルソー・ペリエール   コント・ラフォン ブルゴーニュ ラメールで水谷が客である彫刻家に出した 楽天
シャトー・ラトゥール 1990 - ボルドー 同上 楽天
ボージョレ ムーラン・ア・ヴァン 1990 シャトー・デ・ジャック ブルゴーニュ 佐竹城が彫刻家に出した 楽天
vintage.26 不自然なワイン

自然食研究会メンバーの食事で亜硫酸無添加ワインのオーダーを受けた城は、無添加ワインは美味しくないという理由で通常のワインを出す。
しかし、自然食が良いと思いこんでいる客は、亜硫酸無添加ワインを求める。
同じ銘柄の亜硫酸無添加ワインを飲むが、その不味さと、そうなる理由を城から聞かされる。
翌日、その客が再び現れ、城に詫びの言葉を述べた。
vintage.27 ワインマニア

ワインショップを訪れた城は、ショップのワインの扱いにダメ出しをしまくっている田淵と知り合う。
偶然にも田淵は城の隣のアパートに住んでいた。
部屋には1000本以上のワインコレクションを持つが、飲むことはしないという。
夏のある日、工事による停電を実力行使で止めようとした田淵は怪我で入院してしまう。
ワインを心配する田淵の元に、城はコレクションの一本を届け、それを飲んでみた。
想像よりも美味しい事に田淵は呆然とする。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
カオール 1993 シャトー デュ・セードル 南西 佐竹城がワインマニアの田淵と出会った時に買おうとしていたワイン 楽天
シャトー・ラトゥール - - ボルドー 田淵のワインコレクション 楽天
シャトー・オー・ブリオン - - ボルドー 同上 楽天
シャトー・マルゴー - - ボルドー 同上 楽天
ラ・ディゴワーヌ 1990 ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ ブルゴーニュ 田淵のコレクションから停電によるワインの痛みを確認するために佐竹城が選んだワイン 楽天
vintage.28 レストランデート

バイト代を叩いて、ラメールで彼女との食事を計画する島田。
事前の勉強もむなしく、ワインが選べなかった。
城は島田に「キミにピッタリのワインがあった」と言うように耳打ちをし、その場を離れる。
ワインの名前が オーパス・ワン と知った彼女は本当に私にピッタリと感激する。
オーパス・ワン=作品第一番 それは彼女の左手の爪だけが短く切られていたことで、城は弦楽器をやっている人だと見抜いた結果だった。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
ポマール・レ・ヴィニョ - ドメーヌ・ルロワ ブルゴーニュ 島田が彼女の前でカッコつけて頼もうとしたワイン 楽天
シャトー・カノン - - ボルドー 同上 楽天
シャトー・コス・デストゥルネル 1961 - ボルドー 同上 楽天
オーパス・ワン 1991 - カリフォルニア 佐竹城が島田の彼女のために出したワイン 楽天
vintage.29 ワインの誇り

食品会社社長二人のテーブルを担当した城。
二人ともワインには詳しいと聴き、高級ワインを出す城。
二人の関係は、相手の会社を吸収したい男と、自らの会社の研究成果に対して融資を願う男だった。
吸収の話が優位に進む中、城が最後に出したワインは シェント・ベインテ。
それはチリ独立戦争の際、わずか120人でワイナリーに立てこもって戦った勇者を讃え造られたワインだった。
そのエピソードを思い出した融資を望む経営者は、研究者としての誇りから、吸収合併を拒否する。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
クリュッグ・クロ・デュ・メニル 1985 クリュッグ ブルゴーニュ 佐竹城が会社収集合併の打合せ客に出したワイン 楽天
モンラッシェ 1971 D.R.C   同上 楽天
120(シェント・ベインテ) 1993 サンタ・リタ チリ   同上 楽天
vintage.30 ソムリエール

アトランティックグループ全店のソムリエを集め勉強会の講師を命じられる城。
その勉強会集まったソムリエの中から、ラメールのソムリエを一人増やす目的も含んでいた。
木崎と城を客に想定したワイン選びで、横浜店の森下聖子は完了接待を意識し、ロマネ・コンティを勧めた。
それに対して、木崎と聖子を客と想定したら、聖子はシャトー・マルゴーを選ぶだろうと皮肉る。
そして、ラメールに抜擢するソムリエを木崎に伝える城。
彼が選んだのは聖子だった。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
コート・ロティ - 不明 コート・デュ・ローヌ アトランティックグループのソムリエ勉強会で参加ソムリエが勧めたワイン 楽天
シャサーニュ・モンラッシェ - 不明 ブルゴーニュ 同上 楽天
ムルソー - 不明 ブルゴーニュ 同上 楽天
シャトー・ジスクール - - ボルドー 同上 楽天
ロマネ・コンティ - D.R.C ブルゴーニュ アトランティックグループのソムリエ勉強会で森下が勧めたワイン 楽天
シャトー・マルゴー - - ボルドー アトランティックグループのソムリエ勉強会で森下をからかう佐竹城が例に挙げたワイン 楽天
vintage.31 聖子の能力

聖子出勤初日、不安がる聖子に城は君に経験や知識を求めてはいない宣言。
早速テーブルを任せられた聖子。
客はロマネ・コンティを頼むが、その料金は客の想定を遙かに超えていた。
部下の手前前言を翻せない社長を前に聖子は何も出来ないでいると、城が助け船を出し、その場を丸く収めた。
手の空いた聖子は、スカイバーのカウンターに立たされる。
そこへ先ほどの客たちが現れる。
社長は乗り気でどんどん飲むことを部下に勧めるが、部下は社長の体を心配していた。
それを察した聖子は、社長に一番ふさわしい飲み物として、オリジナルカクテルを出す。
そして、それを飲んだ社長は明日の仕事のために帰ると立ち上がる。
聖子の出したカクテルは単なるミネラルウォーターだった。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
ロマネ・コンティ 1985 D.R.C ブルゴーニュ ラメールで社員連れの社長が頼もうとしたワイン 楽天
シャトー・シュバル・ブラン 1993 - ボルドー 佐竹城がロマネ・コンティの代わりに勧めたワイン 楽天
vintage.32 正しい相性

ファッション誌「eye」の編集者、北村冴子は上司の近藤を伴って、城のインタビューに現れた。
料理とワインの相性を問われた城は「そんなものはありません」と答える。
後日その内容が掲載されたが、その内容は近藤が勝手に作った料理とワインの相性だった。
冴子と店に現れた近藤に対して、Tボーンステーキに合うワインをブラインドテイスティングで選ぶゲームを持ちかける城。
その結果、近藤がステーキに合うと判断したのは「赤ワイン」だと勘違いした「白ワイン」だった。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
シャトー・ラトゥール 1990 - ボルドー 雑誌「eye」編集デスクの近藤が佐竹城に自慢したワイン 楽天
シャトー ペトリュス - - ボルドー 同上 楽天
シャトー・ル・パン - - ボルドー 同上 楽天
モンラッシェ 1990 コント・ラフォン ブルゴーニュ 佐竹城が近藤とのゲームで出したワイン 楽天
シノン   不明 ロワール 同上 楽天
タヴェル 1994 不明 コート・デュ・ローヌ 同上 楽天
vintage.33 再会…?

城の後をつける高級車。
その後部座席には厳ついスキンヘッド男の姿。
勤務帰りに城が立ち寄ったワインバーにその男も乗り込むが、そこに城の姿はなく、その男に対する伝言が残されていた。
彼は城の父親の親友であり、共に東西物産を立ち上げたビジネスパートナーの瀬島だった。
そして、城の伝言は、シャトー・ラトゥールを15分刻みで飲んで欲しいというもの。
仕事の電話をしながら、伝言通りラトゥールを飲む瀬島。
その変化に驚きながら、最後は仕事の電話も止めてしまった。
そして飲みつぶれてしまった瀬島は、「城… 継ぐんだ… …お前が」と寝言でつぶやく。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
シャトー・ラトゥール 1985 - ボルドー 佐竹城がワインバーでマスターを通じて瀬島に飲ませたワイン 楽天
vintage.34 勇み足

ソムリエ試験に落ちた水谷を慰める聖子だが、聖子がすでに資格を取っていいるから言えることとその言葉をはねつける。
逆に水谷自信の方がワインに対する知識が上であることを機会ごとに見せつけようとする。
そして最後には、聖子の担当するテーブルのサービスにまで口出しをするようになる。
聖子のテーブルで、注文したワインに対して、自らの都合でクレームをつけるが、水谷は勝手な判断で、ワインのラベルと中味が違ったヴィンテージのワインだった事実をねつ造し、客をなだめた。
それを知った城は、水谷を殴り、謹慎を言いつける。
銘柄 vint. 生産者 生産国 地域 登場場面 価格
キュヴェ・ドン・ペリニヨン・ロゼ - - ブルゴーニュ ラメールで客が食前酒に頼もうとしたワイン 楽天
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 1990 - ボルドー ラメールで客が注文しクレームを付けたワイン 楽天
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 1991 - ボルドー 水谷が気を利かせたつもりでクレーム客を騙すのに使ったワイン 楽天