ワインを飲み終えてから…
ワインを飲みながらシガーなんて言ったら、かなりヒンシュクかもしれませんが、個人的に共通するモノがあると感じています。 (ワイン飲みながらシガーって人も少なくないようですし)
良いワインを飲んだ後、余韻を楽しみながらシガーってのはいかがでしょう。
禁煙主流の世の中ですが、アメリカあたりではタバコは吸わないけど、酒の席でシガーを…なんて女性も少なくないと聞きます。
ワイン好きの方のための プレミアムシガー 基礎知識
プレミアムシガー(葉巻)は大きくフィラーと呼ばれる中味、ラッパーと呼ばれる外を巻いている葉っぱに分けられます。
フィラー、ラッパーとも葉は1枚のままを使用し、タバコのように刻んだものはドライシガーに区分されます。
葉はナス科タバコ属の草ですので、ワインのように樹齢はありませんが、産地によって、北の地方の葉は繊細な風味があり、南にいくほど濃い味わいになります。 また、フィラー用の葉と、ラッパー用の葉は産地が全く異なります。
フィラーは産地の異なる葉をブレンドして、各メーカー、各ブランドの風味を出しています。
味わいの差には他に葉巻のサイズ、吸い口のカット形状によっても影響します。 サイズは太いほど、長いほど、マイルドになる傾向があります。 と言うことは、初心者には太くて長い形状の物の方が吸いやすい事になります。 遠慮したつもりで、細い短いタイプを選ぶと、フィルターの役割をしてくれる、途中のフィラーが無いことになり、吸う煙の温度も高くキツイ味になります。 また、フィラーに「バニラ」「チェリー」などの香りを付けたものも存在します。
サイズは長さで10cm〜24cm程度、太さで8mm〜23mm程度のバリエーションがあり、その組み合わせで、「コロナ」「ロブスト」「チャーチル」「ダブルコロナ」のように名前が変わります。 1本を吸うのに掛かる時間は、短いもので10分程度、太く長くなると3時間以上というものもありますが、「コロナ」サイズあたりで1時間くらいです。
吸い口はプレミアムシガーではヘッド(片方の端の細くなっている部分)をカットする必要があります。
ドライシガーや一部のプレミアムシガーにはあらかじめカットされたものや、吸い口にチップが付いている物もあります。
カットの方法は専用のはさみ(普通のはさみで切るのは困難です)かギロチン式のシガーカッターが一般的です。 また、切る位置によっても風味は変化します。 カットを失敗すると葉巻が本来持っている風味を台無しにしてしまうことになります。
吸い口に少しヘッドの斜めになった部分を残すくらいが一般的なカットの位置です。
着火にはターボライターが一番便利です。
オイルライターや硫黄を含んだマッチでの着火は厳禁、シガーの持つ風味を壊してしまいます。
着火の前にボディをあぶると香りが立ちますが、かなりの慣れが必要です。
いよいよフット(吸い口の反対側)に着火ですが、基本的にタバコみたく口に加えて吸いながらの着火はしません。 これは吸いながら着火すると、一気にフィラー内に熱い煙が流れ込み、風味を痛めてしまうためです。 着火は手に持ち、フットの断面を均一に焦がすようにしていきます。 全体に黒くなり微かに火がついたら、あとは口にくわえ、ゆっくりふかします。
シガーの煙は肺までは入れません。
基本的にシガーは香りを楽しむ物です。 間違えて肺までいれると、頭はクラクラで、むせかえり、翌日はのどがガラガラなんていう悲惨な事になりかねません。 煙は口に含み微妙な雰囲気を味わい、ゆっくり吐き出しながら香りを楽しみます。
「シガーで最高に贅沢な味わい方は、自らは吸わず、両脇にいる女性に吸ってもらうことだ」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
シガーは勝手に消えます。
シガーはマメに面倒をみて(ふかして)やらないと、すぐに消えてしまいます。
消えてしまったら、フット部分をカットし再度着火すれば問題なく吸えます。 吸い終えるときももみ消す必要はありません。 そのままにしておけばまもなく消えてしまいます。 映画などでシガーをもみ消すシーンは誰もが印象に残っていると思いますが、あれは「怒り」を暗示する仕草です。 ですので、シガー文化のある地域の方の前でシガーをもみ消すと、変な誤解を招くかもしれません。
また、吸っている途中で、むやみに灰を落とすのも禁物です。 灰を落としすぎると、着火部分の温度が上がってしまい、フィラーの風味を落としてしまいます。
プレミアムシガーの保存は専用のヒュミドールケースで。
ワインと同じように、プレミアムシガーの保存は、温度、湿度にこだわりが必要です。 温度18度、湿度72% で保存してください。
ワイン同様、ねかすことで味わいも深まります。 ただし、1年程度で充分ですが。
ドライシガーはそれほど敏感なものではありませんので、タバコと同程度の感覚で保存出来ます。
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